HiRo_HiDeO’s blog

介護について分かりやすく伝えたい

在宅サービス:訪問介護(ヘルパー)

こんばんは🌉 ヒロです🍀

 

今回は訪問介護(ホームヘルパー)について書いていきたいと思います。

 

訪問介護ホームヘルプサービス)とは】

 訪問介護とは、自分や家族だけで日常生活を送ることが難しくなった要介護者(介護認定者)に対して、介護福祉士ホームヘルパーが自宅に伺い、入浴、排泄、食事等の介護、掃除、洗濯、調理等の援助、通院時の外出移動サポート等の日常生活上のお世話を行うサービスです(ただし、「夜間対応型訪問介護」にあたるものを除きます)。訪問介護を利用できるのは、「居宅」で生活を送る、介護認定された人です。ここでいう「居宅」には、自宅のほか軽費老人ホームや有料老人ホームなどの居室も含みます。


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 家族介護の機能が衰えている今、その役割は、益々大きくなると言えるでしょう。「家庭」とは、生活を営む最も基本となるところです。年老いて、自分の力だけで生活することが難しくなったとしても、長く生活していた空間や家族はなにものにも代え難く、最後まで住み慣れた生活をしたいということは、多くの方が望んでいることでしょう。特に高齢になると、環境に適応する能力は衰えます。できるだけ住み慣れた場所で生活を営むことは、最も自然な形なのかも知れません。

 

訪問介護ホームヘルプサービス)の対象者】

 介護保険により訪問介護ホームヘルプサービス)を受けることが出来る方は、要介護1以上の認定を受けている方です。

 要支援1あるいは要支援2の認定を受けている方は「※1.介護予防訪問介護」という形でサービスを利用できます。ただし、一部の利用制限もあります。

要支援者(要支援1、2)は要介護者(要介護1〜5)と比べて制限が大きいです。

 

※1.現在は総合事業サービスとなっています。

 

訪問介護ホームヘルプサービス)の内容】

 訪問介護のサービスは、大きく分けて3種類あります。「生活援助」「身体介護」「通院時の乗車・降車等介助」です。

生活援助
 生活援助は、日常生活の援助であり本人にかわり身の回りのお世話を中心とするサービスです。具体的には調理、掃除、洗濯、衣類の整理、生活必需品の買い物、薬の受け取りなどを行います。

身体介護
 身体介護は、利用者の身体に直接接触して行われるサービスです。食事介助、衣服の着替え援助、入浴介助、トイレ誘導やオムツ交換などの排泄介助、身体の清拭、体位変換など、利用者の体に直接触れて援助を行います。その利用者の状況に応じて、自立援助の目的で見守り、専門的な相談、指導も受けられます。

通院時の乗車・降車等介助
 通院時の乗車・降車介助は、いわゆる「介護タクシー」とも呼ばれています。要介護者である利用者に対して自宅から通院等の際に、訪問介護員ホームヘルパー)等が、乗車、移送、降車の介助サービスをします。また、乗車前もしくは降車後の屋内外における移動等の介助、または通院先、外出先での受診等の手続き、移動等のサービスを行います。

 ただし、費用は自己負担となり、要支援の方は利用できません。介護保険による通院・外出介助には行える範囲が限られているため、事前に確認することが必要です。

 また、移送にかかる経費(運賃)は介護保険の対象ではなく、別途利用者が負担します。

 

訪問介護ホームヘルプサービス)で頼めないサービス】

 訪問介護は、要介護者が出来ないことを援助することが基本です。家政婦さんやお手伝いさんとは異なるため、頼めることに制約があります。あくまでも、利用者本人に対する援助が中心となるので、本人以外の家族への支援や、ホームヘルパーが援助しなくても日常生活に支障がない行為、日常的な家事の範囲を超える援助等は介護保険の給付対象となりません。

 具体的には、本人以外の食事や買い物・洗濯、来客の対応、ペットの世話や庭の手入れ、使用していない部屋の掃除や片づけ、金銭管理や娯楽のための外出援助、褥瘡や創部の処置、ヘルパーによる薬の援助、カテーテル類の管理などはサービスの対象外となります。

 痰の吸引や経管栄養は、介護福祉士や一定の研修を受けた介護職員等は、一定の条件のもとで行えるようになりました。

 また、介護保険から給付されるサービスである訪問介護以外に、地域のボランティアによるサービスなど、多様なサービスを組み合わせることによって自立した生活が可能になる場合もあります。このようなサービスは地域によって状況は様々ですから、地域のサービスに精通したケアマネジャーに相談してみるとよいでしょう。

 

【さいごに、、、】

 介護保険サービスなのでできることに制約があります。要支援、要介護でもサービスでできることに違いがありますので担当のケアマネジャーに相談していただき、必要なサービスを提供してもらえるようにしていただければと思います。

 

最後までみていただき、ありがとうございます✨

では、また👋                                     🍀ヒロ🍀