地域密着型サービス:地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
こんばんは🌉ヒロです🍀
今回は地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護について書いていきたいと思います。
【地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護とは】
地域密着型介護老人福祉施設に入居する一人一人の意思及び人格を尊重し、地域密着型施設サービス計画(「地域密着型特定施設」に入居している利用者に対して、その施設が提供するサービスの内容などを定めた計画)に基づき、その居宅における生活への復帰を念頭に置いて、入居前の居宅における生活と入居後の生活が連続したものとなるよう配慮しながら、各ユニットにおいて入居者が相互に社会的関係を築き、自律的な日常生活を営むことを支援するサービスのことです。
地域密着型介護老人福祉施設とは
「地域密着型介護老人福祉施設」とは、入所定員が29人以下の特別養護老人ホームであって、「地域密着型施設サービス計画」に基づいてサービスを提供する施設をいいます。
また、地域密着型介護老人福祉施設は、地域や家庭との結び付きを重視した明るく家庭的な運営を行い、市区町村、居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、地域密着型サービス事業者、介護保険施設その他の保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めなければならないとしています。
【地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の居室等の内容】
地域密着型老人福祉施設入所者生活介護の部屋は、次の4つのタイプに分かれます。
●多床室:定員2人以上の相部屋
●従来型個室:居間がない居室だけの部屋
●ユニット型個室:居間など共有スペースを併設し、個室の床面積が8畳以上の部屋
●ユニット型個室的多床室:床面積が8畳未満など基準が緩和された部屋
新しく建てられた特別養護老人ホームはユニット型と呼ばれており、ユニット型は全室個室となっており、10人ほどのグループに分けられ介護「ユニットケア」を受けることになります。
ユニットケアとは、居室が全室が個室であり、1ユニット10人以下のプライバシーに最大限配慮した部屋作りのなかで、専従スタッフと一緒に「今までと変わらない生活を送れること」を目的とした入居者中心のケア体制のことです。なお、入浴やレクリエーションなどは団体で行うことになります。
【地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の対象者】
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 の要介護の認定を受けた方で、利用施設と同一の市区町村に住んでいる方が対象となります。2015年4月より、原則として要介護3~5の認定を受けた方が対象となっています。要介護1、2の方でも以下の特例で入所が認められる場合があります。詳細につきましては、各市区町村にお問い合わせください。
なお、要支援1、2の方は利用できません。
要介護1、2の方が地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(特別養護老人ホーム) の入所が認められる場合の特例
- 認知症で日常生活に支障を来すような症状等が頻繁に見られること。
- 知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障を来すような症状等が頻繁に見られること。
- 家族等による深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の確保が困難な状態であること。
- 単身世帯、同居家族が高齢または病弱等により、家族等の支援が期待できず、地域での介護サービス等の供給が不十分であること。
【地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護のサービスの内容と流れ】
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護のサービス内容や流れは、特別養護老人ホームとほぼ同じです。食事、入浴、排泄などの介護、日常生活上の世話、機能訓練、健康管理、療養上の世話等が受けられます。
【さいごに、、、】
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は原則、要介護3からのご利用となり、事業所のある市区町村に住んでいることが条件で空き待ちのことが多いので待つ時間が長いことがあります。
担当のケアマネジャーに相談したり、見学したりして雰囲気等を確認して選択していただければ幸いです。
最後までみていただきありがとうございます✨
では、また👋 🍀ヒロ🍀