HiRo_HiDeO’s blog

介護について分かりやすく伝えたい

在宅サービス:短期入所療養介護(ショートステイ)

こんばんは🌉 ヒロです🍀

今回は短期入所療養介護について書いていきたいと思います。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)とは】

 短期入所療養介護とは、要介護状態となった場合においても、利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、療養生活の質の向上及び利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図る目的で提供されるサービスのことです。何らかの事情により一定期間自宅での介護ができない時に利用できるサービスです。短期間の宿泊を伴うサービスであるため「ショートステイ」とも呼ばれています。

 介護老人保健施設、療養病床のある病院や診療所等に短期間入院し、看護、医学的管理の下で、介護、機能訓練、医療処置、日常生活上の世話を提供するサービスです。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)はどのような場合に利用できるのか】

 短期入所療養介護は、例えば次のようなケースで利用されることが多いサービスです。

●利用者本人の体調が悪化し自宅での介護が難しい場合
●介護する方が病気になった時
●介護者が旅行や休養をとることによって心身ともにリフレッシュしたい時
農繁期や冠婚葬祭などで介護者が家を空けなければならない時
 基本的には、短期入所療養介護サービスを利用することにより、介護する方の負担を軽減しようとするためのサービスであり、さまざまな理由で在宅での介護が一時的に難しくなった場合に利用できます。

 短期入所療養介護サービスを受け入れる施設の数は年々増加傾向にあり、在宅介護にとってなくてはならないものになっています。人気のサービスであるため、早めに計画を立て予約するとよいでしょう。2、3ヵ月ぐらい前から予約を受けている施設も多いようです。

 短期入所療養介護と同様に、施設に短期間入所するサービスとしては、特別養護老人ホーム等が行う「短期入所生活介護」もあります。しかし、心身の状況、特に医療の必要性が高い場合は、医療サービスも提供される「短期入所療養介護」が適していると考えられます。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)の対象者】

短期入所療養介護は要介護の認定を受けた方が対象となります。

 なお、要支援者においては、「介護予防短期入所療養介護」のサービスが提供されます。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)のサービス内容】

 短期入所療養介護は、投薬やリハビリなどの医療的なケアを中心としたサービスを提供します。


f:id:HiRo_HiDeO:20210826224459j:image

 日中は、他の利用者と一緒に、共用スペースで歌や手芸などの活動や、機能訓練を行います。入浴は、施設によって入浴できる曜日が違うので、利用できるかどうかを確認しましょう。食事は施設内にて提供されます。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)のサービスを受けるまで】

 短期入所療養介護はケアマネジャーを通じて、利用を決めます。予約をしたうえで利用する場合が多く、2、3ヵ月くらい前から予約を受けている施設が多いです。利用日数は、連続利用日数30日までとしています。希望者が多い場合があるので、早めに利用の計画を立てるとよいでしょう。

 契約の際には、施設の担当者が利用者宅を訪問します。在宅での生活状況を事前に確認し、ショートステイの利用の仕方などの説明を行います。

 利用当日は、持参した荷物の確認を行い、施設の案内を受けてから、利用が始まります。

 

【短期入所療養介護(ショートステイ)の部屋のタイプ】

従来型個室
 食堂、浴室、機能訓練は共用スペースで行われます。洗面台とトイレは室内にある場合が多いです。

多床室
 医療施設に多く、1部屋あたり4床以下の相部屋となります。食堂、浴室、機能訓練は共用スペースで行われます。

ユニット型個室
 10人ほどを1つのユニットとしてサービスを提供しています。台所、食堂、浴室などの共有スペースがあり、居室自体は個室となっています。

ユニット型個室的多床室
 以前はユニット型準個室と呼ばれていましたが、介護報酬の改定により、「ユニット型個室的多床室」に変更されました。設備やサービスはユニット型個室と同様です。ただし、居室が天井と壁の間に隙間が生じているため、完全な個室とは言えません。

 

【さいごに、、、】

 昨日、書いた記事の短期入所生活介護ショートステイ)と宿泊する所というところでは一緒ですが短期入所療養介護(ショートステイ)は短期入所生活介護ショートステイ)に比べて医療が強いです。

 ですので、担当のケアマネジャーに相談し、状態や状況にあったサービスを利用してください。

 

最後までみていただき、ありがとうございます。

では、また👋           🍀ヒロ🍀